センサー付きSASSEN刀とは
長さ70cmの刀の中に当たりを判定する圧力センサーを内蔵。App Storeで無料でダウンロードできるアプリと手元のスマートフォンがBluetoothで連動し、同時に当たった場合「どちらが早く当たったか」を手軽に機械判定することができます。

刀にはLEDが内蔵されているため、写真や動画映え抜群です。
SASSENデバイスの仕組み


左側には赤く光る刀(白側)、右側には青く光る刀(青側)がそれぞれ一台のデバイス(iPad or iPhone)と接続されています。デバイスと刀の接続可能距離は、約10mです。ただし、周囲の環境によってこの距離は変化する場合があります。建物の構造や電波の干渉などが影響を与えるため、実際の使用時には環境に応じた注意が必要です。SASSEN専用アプリはApp Storeのみ無料配信しております。

SASSEN刀は、日本刀をイメージして作られており、伝統的な日本の武器と最新のテクノロジーが融合しています。刀には、計4枚の圧力センサーが内蔵されており、刀に衝撃が加わると色が変わります。LEDで光る部分は、「刃」部分のみであり、その部分を当てるとアプリに得点が反映されます。一方、「峰」部分に当てても刀の色は変わりますが、得点には影響しません。これにより、プレーヤーはしっかりと刃を当てる楽しみを感じることができます。

刀を起動するためには、Anker製のモバイルバッテリーを刀に差し込みます。Anker PowerCore 5000(5000mAhのスティック型モバイルバッテリー)が使用されています。バッテリー1つあたりの稼働時間は通常約2時間です。ただし、実際の使用状況によって異なる場合があります。また、バッテリーの劣化や環境条件なども影響を与える可能性があります。必要に応じて、予備のバッテリーを用意します。

持ち手部分に搭載された加速度センサーにより、スイングすると刀の色が変化します。また、同時にアプリに「swing」と表記され、プレーヤーのスイングを表現します。こちらはエンターテイメント的に付けられた機能であり、現状は審判がスイング数を数えます。

当たりの信号は、Bluetoothを介してデバイスに送信され、どちらが先に当てたかを0.026秒以上の誤差まで判定します。先に当てたプレイヤーには、「HIT」表示とポイントが入ります。これにより、正確で公平な得点計算が行われます。
後から当てたプレイヤーには、刃を当てているかどうかがわかるように黄色枠が表示されます。これにより、自身の攻撃の結果を把握できます。
もし刃がほぼ同時に当たった場合(0.025秒以下の誤差)、相打ちとして扱われます。この場合、「キーン!」という鍔迫り合いの音が鳴ります。相打ちの間は無敵時間となり、得点の入力は一時停止します。この間、次の得点が入るまでのタイミングまで待機する必要があります。なお、相打ちの判定は、体同士の接触、体と刀の接触、刀同士の接触、いずれの場合でも同様に適用されます。

青側と白側、それぞれに異なるアプリの音が搭載されています。これにより、使用者は音だけでどちらにポイントが入ったのかを判断することが可能です。

ポイントが入ると、タイマーは自動的に停止します。これにより、ゲームの進行をスムーズに管理できます。タイマーが残り10秒になると、太鼓の合図が鳴ります。タイマーが0秒になると、ブザーが鳴ると同時に、ポイントの入力は停止され、次のポイントが入らないようになります。
また、タイマーを自由に設定することができます。タイマーは0.0秒から60秒までは一秒単位で設定可能で、60秒を超える場合は、120秒・180秒・300秒・600秒のいずれかを選択することができます。
SASSEN刀は平成28年12月22日に特許を取得しております(第6062592号「スポーツ交戦装置」)
LED・圧力センサー付きSASSEN刀
非売品(レンタル・リースには対応できます。)
SASSENデバイスの追加機能

刃以外の部分を一定のリズムで2回叩くと、刀身が5秒間レインボーになります。この状態で刃を当てると2点が入ります。
この機能は一撃必殺の「レインボーモード」と呼ばれています。ただし、完全にレインボーになるまで反応しません。
通常、1試合で1回のみ使用でき、子どもと大人の対決では、子どもは無制限に使用できるルールとしています。

通常、圧力センサー4枚中1枚しか得点になりませんが、赤枠部分のスイッチで全ての面が当てると得点になる「全刃反応モード」に切り替えることができます。※全刃モードを使用する場合、レインボーモードは使えません。
また、アプリを通じて全刃モードにする刀を選択することができます。これにより、親子対決の子どもだけ全刃にするなど、適切な競技環境を構築できます。刃を当てるのが難しい子どもさんが参加するイベントにおすすめです。

このスイッチをOFFにすることで、刀を当ててもHITと表示されず、代わりに「当てると当てるだけ点数が増えるモード」に変更されます。この場合、どちらが早く当てたかを判定することはできませんが、鬼ごっこなどのレクリエーションで利用され、たとえば「30秒間で何回当てられるか」という遊び方が可能です。
SASSENアプリは、スイッチを操作して異なるモードに切り替えることができます。競技内容を自由にカスタマイズして、楽しみ方を幅広く楽しむことができます。

AUTOモードをONにすると、得点が入った後、3カウントの音が流れ、その後自動的にタイマーがスタートします。また、MUTEボタンをONにすることで、カウント音を消すことができます。これらのモードは、通常スタッフの数が少ない場合に使用します。
これにより、運営がスムーズに行われ、参加者にストレスのないイベント体験を提供することができます。
LED・圧力センサー付きSASSEN刀
非売品(レンタル・リースには対応できます。)
刀の製作工程(一部紹介)
3Dプリンターで製作した持ち手(取手)

刀の柄、いわゆる持ち手は3Dプリンターで出力しております。

出力されたフィラメントです。Bluetoothの通信モジュール、基盤、電気回路を持ち手に内蔵する仕様になっております。
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を【芯】と【持ち手】に使用

航空機、自動車などの産業用、建設分野でも広く使われている素材で、軽くて丈夫な素材です。
カーボンパイプを使用することにより、強い打撃で刀が折れたり、経年変化による刀の曲がりも少なくなりました。
外装について

外装に使われているのは【練習用SASSEN刀】です。素材は発泡ポリスチレン製で作られており、叩いても痛みが少なく、怪我の心配もありません。
障がい福祉サービス「株式会社 希樹屋」様で一本一本手作りで作られています。

制作しているのは、就労継続支援B型を利用している障がい者の方々です。
専用アプリについて

センサー付きSASSEN刀を使用するにはApp Storeで無料でダウンロードできるアプリが必要です!
こちらは無料でダウンロードが可能です。 ダウンロードURL https://apple.co/3fySWXn
商品仕様
長さ
・刀身(練習刀部分) 約450mm [外径48mm]
・持ち手(カーボン) 約225mm [外径42mm、マット表面]
重量
・刀身(持ち手+練習刀) 317g
・バッテリー 132g
・バッテリーを内蔵した全体の重量 449g
カスタマイズ(特注)
プログラムアップデート 1万円
プログラムカスタマイズ(任意の色)2万円
プログラムカスタマイズ(色以外の光り方等の任意の相談)3万円〜

発売元
株式会社SATSUZEN
LED・圧力センサー付きSASSEN刀
非売品(レンタル・リースには対応できます。)